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日本語話者の韓国語ロードマップ

韓国語の学習は、読む→聞く→話す→書くの順に1つずつ伸ばし、段階を抜ける条件を「何ができるか」で決めておくと、途中で迷いません。ここでは、Refoldの7段階のロードマップ(2026年3月の改訂版)を土台に、段階と条件を日本語話者向けに置き直しています。時間の見積もりは英語話者向けの数字なので載せていません。Refold自身が「母語が違えば表は変わる」と書いています。

4つの力は同時に伸ばさない

Refoldは4つの力を同時に上げません。段階ごとの目標の級(ヨーロッパ言語共通参照枠、CEFR)が力ごとに違っていて、読む力が常に先を行きます。

段階
1:基礎
読む
A2
聞く
A1
書く
A1
話す
A1
段階
2:理解
読む
B1
聞く
A2
書く
A1
話す
A1
段階
3:聞き取り
読む
B2
聞く
B1
書く
A1
話す
A2
段階
4:会話
読む
B2
聞く
B2
書く
A2
話す
B1
段階
5:正確さ
読む
C1
聞く
B2
書く
B2
話す
B2
段階
6:流暢さ
読む
C1
聞く
C1
書く
B2
話す
C1

字幕つきで読める量が先に増え、字幕を外すと一時的に落ちるのは、失敗ではなく設計どおりです。

段階と、次へ進む条件

段階と、次へ進む条件
段階すること次へ進む条件(Refoldの目安)
0:準備ハングルと発音。日本語話者は、ハングルが読めればここは済んでいます—
1:基礎最初の100語→記録の習慣→音声つきで読む→1,000語字幕つきの易しいドラマで、何も引かずに4文に1文、辞書を引いて2文に1文が分かる
2:理解2,000語→文で覚える(知らない語が1〜2つの文を拾う)→ 辞書と一時停止を外す初見の大人向けドラマを2話見て、3話目で字幕の語の90〜95%が分かる
3:聞き取り字幕を外す→聞き返し・書き取り→相手は母語、自分は韓国語で話す会話30分の会話で聞き返しが3回以下
4:会話音声に声を重ねる→独り言→週2〜3回の会話45分の会話を辞書なしで続けられる
5:正確さ書く量(5,000語)→ 書きの正確さ→録音して直す10分の独り言で、気づかない大きな誤りが3つ未満
6:流暢さ60分超の会話、小説、単語の穴(8,000語超)60分の会話で、相手から「もう一度」と言われるのが3回以下

Refoldは、文法の勉強で書く正確さが最も上がる時期を段階5、つまり書き始めてからに置いています。教科書と反対の順番です。文法は「読む前の下調べ」と「書き始めてからの修正」に分かれ、時間を使うのは後者です。

TOPIKの級との関係

段階1を抜けるころの読む力(A2)が、TOPIK I 2級の目安です。TOPIK Iは聞き取りと読解だけで、話す・書くの科目がないので、聞く力がA1でも点は取れます(級のしくみはTOPIKとは)。段階の条件を満たしていても、試験の形には別に慣れる必要があります。Language Heroesの教材も「級に届くことと試験に受かることは別」と書いています。

12週間で1つ区切る

Language Heroesの12週マラソンは、時間で数える目標を1つ決め、週ごとの主題を並べた骨組みです。音声つきの教科書1冊→発音の週→別の教材の音声を書き取る耳の週→4週目に初めて録音→文法の練習帳2週→子ども向け番組→添削→会話→まとめ、の順です。段階の表の1〜4を12週に畳んだ形で、韓国語にもそのまま使えます。目標は「週5日×40分=40時間で、教科書8課+作文10本+自分についての話6題」のように、時間と成果物で書きます。

1人で回すなら、週の終わりに「合格か」を自分で判定する部分だけ残せば足ります。

自分の位置の測り方

ロードマップは自己申告で進めるので、位置を測る物差しを2つ決めておきます。

  • 月1回、TOPIK Iの過去問1回分を同じ条件で解いて、点を記録します(試験の形はTOPIK Iの指示文の種類)。
  • 段階2→3の条件(初見のドラマの3話目で、字幕の語がどれだけ分かるか)を、同じ日に40分で測ります。

段階1〜2の「音声つきで読む」教材は、毎日1本ここから読めます(今日の読みもの)。

参考にした資料