手 書きの 形 (손글씨)
2026年9月27日
- 文字と発音
- つづり
ハングルの一部の字母は、書体(フォント)によって形が変わり、手書き(손글씨)ではそのうちの1つに近い独特の形で書きます。ㅈ・ㅎのような字母がその例です。
フォントで 形が 変わる 字
| 書体 | 見え方 |
|---|---|
| 고딕体(ゴシック体に近い) | 線の太さがほぼ均一 |
| 명조体(明朝体に近い) | 線に強弱があり、活字らしい |
축하해요(おめでとうございます)のㅊ・ㅎにあたる部分は、この2つの書体で線の形が変わります。日本語の令に2つの形があるのと同じような現象です。手書きでは、印刷用のどちらの書体とも少し違う、手書き独特の形で書きます。
書く 方向
現在の韓国語の文章は、左から右へ書く横書きが標準です。위키백과には「과거에는 세로쓰기를 하여 한 줄은 위에서 아래로 쓰고, 줄은 오른쪽에서 왼쪽으로 썼으나, 오늘날에는 왼쪽에서 오른쪽으로 쓰는 가로쓰기가 보편적이다」(かつては縦書きで、1行を上から下へ、行は右から左へ書いていたが、現在は左から右へ書く横書きが一般的である)とあります。手書きのノートや教材も、この横書きに合わせて書きます。
日本語との 違い
日本語には、令の2つの形のように書体によって形が変わる字がある一方、縦書きも今よく使われる書き方として残っています。韓国語も昔は縦書きをしていましたが、現在は横書きが標準になっていて、手書きの練習も横書きが前提です。字母の形が書体で変わる点は日本語と似ていますが、書く向きは今の韓国語のほうが横書きに偏っています。
練習問題
正しいものを選んでください。
- 축하해요のㅊ・ㅎにあたる部分は、고딕体と명조体のどちらでも同じ形ですか、違う形ですか。
- 現在の韓国語の文章は、縦書きと横書きのどちらが標準ですか。
- 過去の韓国語の縦書きは、行をどちらからどちらへ書いていましたか。
答え
- 違う形です
- 横書きです
- 右から左へ書いていました
読みものの練習は読みもの一覧にあります。
参考に した 資料
- 阪堂・キム『80パターンで韓国語が止まらない!』(高橋書店)「韓国語のフォント」コラム — 축하해요のㅊ・ㅎにあたる部分が書体によって形が変わり、手書きでは手書き独特の形で書くという説明を確認
- 한글 — 위키백과「과거에는 세로쓰기를 하여... 오늘날에는... 가로쓰기가 보편적이다」を確認(CC BY-SA、2026-09-27閲覧)