あい づち (맞장구)
2026年9月27日
韓国語にも日本語の「あいづちを打つ」にあたる맞장구(를)치다という言い方があり、相手の話に応じる短い単語は場面の丁寧さで使い分けます。よく使う맞장구には、丁寧さの段階ごとに決まった言い方があります。
맞장구とは
맞장구は、相手の話にそのまま応じたり同意したりすることを指す単語で、맞장구를 치다の形で使います。日本語の「あいづちを打つ」と同じ組み立てです。
場面ごとの 맞장구
| 場面 | 言い方 | 丁寧さ |
|---|---|---|
| 目上の人・初対面 | 네 | 丁寧 |
| 親しい相手 | 어/응 | くだけた |
| 相手の話に同意する | 맞아 | くだけた |
| 相手の話に同意する | 그래 | くだけた |
| 相手の話に同意する | 그렇지 | くだけた |
| 驚いて聞き返す | 진짜요?/정말요? | 丁寧(요を外すとくだけた言い方になる) |
| 気づいて納得する | 그렇구나 | くだけた |
맞아・그래・그렇지は、話し言葉のコーパスを使った研究でも実際によく使われる同意の言い方として確認されています。네は目上の人や初対面の相手に対する丁寧な言い方で、응・어はそのくだけた言い方にあたります。
日本語との 違い
日本語は相手の話を聞いている間、「うん」「はい」「そうですね」のような短いあいづちを次々に挟む習慣が強く、黙って聞いていると「聞いていない」と受け取られることがあります。韓国語にも맞장구という単語自体はありますが、日本語ほど短いあいづちを絶え間なく挟む習慣は強くありません。単語の対応としては、くだけた「うん」が응、丁寧な「はい」が네、「そうなんだ」と気づいたときのあいづちが그렇구나にあたります。この対応を知っていても、日本語のペースで打ち続けると、韓国語ではあいづちが多すぎる印象になることがあります。
練習問題
- 初対面の目上の人にあいづちを打つとき、네と응のどちらが適切ですか。
- 相手の話に「その通り」と同意する言い方を1つ挙げてください。
- 話を聞いて「あ、そうか」と気づいたときのあいづちは何ですか。
答え
- 네
- 맞아(또는 그래・그렇지)
- 그렇구나
読みものの練習は読みもの一覧にあります。
参考に した 資料
- 国立国語院 표준국어대사전「맞장구」「남의 말에 덩달아 호응하거나 동의하는 일」で語の意味を確認(2026-10-13閲覧)
- 金賢志「한국어 구어 담화에서 맞장구 표현 '맞아', '그래', '그렇지'의 사용 양상 연구」『언어와언어학』75号(2017)33–60頁、세종 말뭉치(Sejong Spoken Corpus)を使い맞아・그래・그렇지がよく使われる同意の言い方であることを確認(2026-09-27閲覧)
- 丁寧さの文体: 文体(해요体・합니다体・반말)