聞いて 書く 練習 (받아쓰기)
2026年9月27日
- 読む・聞く・話す・書く
- 聞く
- 書く
받아쓰기は、韓国の小学校低学年で行われる学校の練習で、単語・句・文の形で出題され、内容はつづり試験に近いものです。聞き取った単語の意味が分かるかではなく、聞こえた音を正しいつづりに直して書けるかを試します。
받아쓰기とは
받아쓰기は単語・句・文の単位で出題され、書き取った結果を元の文と照らし合わせて答え合わせをします。韓国語はパッチムの連音化・鼻音化・濃音化・激音化などで発音と表記が大きく離れるので、받아쓰기には音を聞き分ける力だけでなく、発音の変化の規則を知ったうえで正しいつづりに戻す形態論的な知識が必要です。
音と 書く 形の 差
받아쓰기で問われるのは、まさにこの音とつづりの差です。
| 聞こえる形 | 書く形 | 日本語 |
|---|---|---|
| [이써요] | 있어요 | あります |
| [학꾜] | 학교 | 学校 |
| [감니다] | 갑니다 | 行きます |
聞こえたとおりに이써요・학꾜・감니다と書くと、つづりとしては間違いになります。
やり方
文を聞いて、聞こえた音をそのまま書くのではなく、正しいつづりで書き取ります。書き終えたら元の文と比べて、どこが連音化や鼻音化、濃音化などで音が変わっていたかを確認します。意味が分かる文でも、つづりに直すと迷う語があるので、聞いて分かることと正しく書けることは別の力として確かめられます。
日本語との 違い
日本語の書き取りも音を聞いて正しい表記に直す練習ですが、日本語は普通の読み方であれば音と仮名の対応がほぼそのまま保たれるので、書き取りで試されるのは主に漢字の選び方です。韓国語は連音化・鼻音化・濃音化・激音化などで音そのものが表記から離れるので、받아쓰기では耳で捉えた音を規則で表記に戻す作業が毎回必要になります。「聞こえたとおりに書けば正しいつづりになる」という日本語の書き取りの感覚は、そのままでは韓国語に使えません。
練習問題
- [이써요]は、正しいつづりでは何と書きますか。
- [학꾜]は、正しいつづりでは何と書きますか。
- 받아쓰기で試されているのは、意味の理解と正しいつづり、どちらですか。
答え
- 있어요
- 학교
- 正しいつづり
音声付きの読みものでの聞いて書く練習は読みもの一覧にあります。
参考に した 資料
- 받아쓰기 — 국립국어원 한국어기초사전「다른 사람이 말하거나 읽는 것을 듣고 맞춤법에 맞게 옮겨 쓰는 일」の語義と、用例「초등학교 저학년의 국어 학습 활동에서 큰 비중을 차지하는 것 중 하나가 바로 받아쓰기이다」で、聞いてつづりに直す練習であることと小学校低学年の学習活動であることを確認(2026-10-21閲覧)
- 音とつづりの差: 発音の変化