-고(〜して)
2026年9月20日(更新:2026年10月18日)
- 文法
- TOPIK I 1級
-고は、2つの文を「そして」でつなぎ、動作を順番に並べたり、状態を並べたりする語尾です。日本語の「〜して」「〜くて」にあたり、TOPIK Iの1級の範囲です。
使う 場面
前の内容と後ろの内容を、時間の順番どおりに、または単に並べて続けます。前後に原因や結果の関係は要りません。
- 밥을 먹고 커피를 마셔요.(ご飯を食べて、コーヒーを飲みます)
- 저는 학생이고 친구는 회사원이에요.(私は学生で、友達は会社員です)
作り方
用言の語幹にそのまま付きます。パッチムがあるかないかや語幹の種類で形は変わりません。
| 品詞 | 元の形 | -고 | 日本語 |
|---|---|---|---|
| 動詞 | 가다(行く) | 가고 | 行って |
| 動詞 | 먹다(食べる) | 먹고 | 食べて |
| 形容詞 | 좋다(よい) | 좋고 | よくて |
| ㄹ語幹 | 살다(住む) | 살고 | 住んで |
| 名詞+이다 | 학생(学生) | 학생이고 | 学生で |
살다のようなㄹ語幹でも、-고の前でㄹは落ちません。2つの動作の完了を強調したいときは、過去形の語幹に付けることもあります: 밥을 다 먹었고(もう食べ終わって)。ふだんは文末の時制だけで十分です。命令や勧誘の文の前だけは、안ではなく-지 말고を使います(例: 텔레비전을 보지 말고 공부하세요=テレビを見ないで勉強してください)。
日本語との 違い
日本語の「〜して」「〜くて」と同じ位置に置け、語順もそのまま移せます。
日本語と異なるのは、「〜して」が原因も表せるところです。「疲れて休みました」の「て」は、疲れたことが休んだ理由です。この文をそのまま피곤하고 쉬었어요と訳すと、-고には原因の意味がありません。疲れたことと休んだことがただ並んでいるだけの文に聞こえます。原因を表すときは-아/어서を使うので、正しくは피곤해서 쉬었어요になります。
-아/어서との 使い分け
-아/어서は、前の内容が後ろの内容の理由や前提になっているときに使います。-고は、前後がただ並んでいるだけのときに使います。
| 後ろの文が/使う場面 | 使う形 | 例 |
|---|---|---|
| 前後がただ並ぶ、前がなくても後ろは成り立つ | -고 | 친구를 만나고 영화를 봤어요.(友達に会って、映画を見ました) |
| 前が後ろの前提、前がないと後ろは成り立たない | -아/어서 | 친구를 만나서 인사했어요.(友達に会って、挨拶しました) |
見分け方は「前の動作がなくても後ろの動作ができるか」です。できるなら-고、できないなら-아/어서です。
例文
- 밥을 먹고 커피를 마셔요.(ご飯を食べて、コーヒーを飲みます)
- 저는 학생이고 친구는 회사원이에요.(私は学生で、友達は会社員です)
- 아침에 밥을 먹고 학교에 가요.(朝ご飯を食べて学校に行きます)
- 이 커피는 좋고 안 비싸요.(このコーヒーはいいし、高くないです)
- 친구를 만나고 영화를 봤어요.(友達に会って、映画を見ました)
練習問題
- ( )に-고を正しい形で入れてください。아침에 밥을 먹( ) 학교에 가요.
- -고と-아/어서のどちらが自然か選んでください。친구를 만나( ) 반가웠어요.
- 韓国語にしてください。「私は学生で、友達は会社員です」
答え
- 먹고(-고はパッチムがあっても語幹にそのまま付きます)
- 만나서(반가웠어요の理由になっているので-아/어서)
- 저는 학생이고 친구는 회사원이에요.
-고 が出てくる短い読みものがあります。
参考に した 資料
- 級の所属: TOPIK Iの読みものの文法の範囲(1級19項目・2級20項目)。-고は1級。
- 意味・用法と似た文法: 国立国語院 한국어교수학습샘터「문법·표현 내용 검색」(2026-09-20閲覧)
- -고 の説明: 東京外国語大学 言語モジュール 朝鮮語 文法モジュール(2026-09-20閲覧)
- 文法項目の名前と分類: 国立国語院編『標準韓国語文法辞典』(アルク、2012)