-았/었어요(〜ました)
2026年9月20日(更新:2026年10月20日)
- 文法
- TOPIK I 1級
-았/었어요は、-아/어요の過去形で、日本語の「〜ました・でした」にあたります。TOPIK Iの1級の範囲です。
使う 場面
すでに終わったことを言うときに使います。語幹に過去を表す-았/었-を挟んでから、丁寧形の-어요を付けます。
- 어제 영화를 봤어요.(昨日映画を見ました)
- 지난주에는 바빴어요.(先週は忙しかったです)
作り方
現在形と同じく、語幹末の母音が陽母音なら-았-、陰母音なら-었-を挟みます。하다が付く用言はすべて했어요になります。
| 品詞 | 元の形 | 付けた形 | 日本語 |
|---|---|---|---|
| 動詞 | 가다(行く) | 갔어요 | 行きました |
| 動詞 | 먹다(食べる) | 먹었어요 | 食べました |
| 動詞 | 하다(する) | 했어요 | しました |
| 動詞(母音語幹) | 기다리다(待つ) | 기다렸어요 | 待ちました |
| 形容詞 | 바쁘다(忙しい) | 바빴어요 | 忙しかったです |
| 指定詞+이다 | 학생이다(学生だ) | 학생이었어요 | 学生でした |
| 指定詞の否定 | 학생이 아니다(学生ではない) | 학생이 아니었어요 | 学生ではありませんでした |
가다・기다리다のように語幹がパッチムなしで終わる用言は、語幹の母音と-았/었-が縮まって갔어요・기다렸어요になります(誤った形가았어요とは書きません)。기다리었어요も正しい書き方ですが、ふつうは기다렸어요と書き、このサイトでも기다렸어요を使います。바쁘다のような으語幹は、으が落ちてから-았/었-が付くので바빴어요になります(바쁘+았어요ではありません)。
指定詞이다の過去形は、名詞にパッチムがなければ였어요、あれば이었어요が付きます。否定の아니다の過去形は아니었어요で、「学生ではありませんでした」は학생이 아니었어요です。있다・없다の過去形も同じ規則で있었어요・없었어요になります。
합니다体の過去形は-았/었습니다で、作り方は同じです: 갔습니다(行きました)、먹었습니다(食べました)、학생이었습니다(学生でした)。
日本語との 違い
「〜ました」と同じ位置に来ますが、日本語と異なるのは指定詞です。日本語の「学生でした」は名詞+でしたの1語で終わります。韓国語は이다の語幹に-었-を挟むので、名詞のあとに이/였という指定詞の要素が残ります。名詞にそのまま었어요を続けて학생었어요とする間違いが出やすいところです。過去のことを言うときに-았/었-を忘れて現在形の-아/어요のまま話してしまう間違いもよく見られます。
現在形-아/어요との 使い分け
過去のことか今のことかだけの違いで、丁寧さの段階は変わりません。
| 時制 | 使う形 | 例 |
|---|---|---|
| 今のこと | -아/어요 | 밥을 먹어요.(ご飯を食べます) |
| 終わったこと | -았/었어요 | 밥을 먹었어요.(ご飯を食べました) |
-아/어요の形が分かれば、その前に-았/었-を挟むだけで過去形になります。「〜したことがある」という経験の意味は、この過去形だけでは出ません。その意味には別の表現-(으)ㄴ 적이 있다を使います。
例文
- 어제는 학교에 갔어요.(昨日は学校に行きました)
- 아침에 커피를 마셨어요.(朝コーヒーを飲みました)
- 지난주는 바빴어요.(先週は忙しかったです)
- 저는 작년에 학생이었어요.(私は去年学生でした)
- 이 가방은 비쌌어요.(このかばんは高かったです)
練習問題
- 바쁘다を過去形해요体にしてください。
- 먹다を過去形해요体にしてください。
- 학생이다の過去形해요体を書いてください。
- 기다리다を過去形해요体にしてください。
- 韓国語にしてください。「昨日は休みではありませんでした」(休み 휴일)
答え
- 바빴어요(으が落ちてから-았-が付きます)
- 먹었어요(먹다の어は陰母音)
- 학생이었어요(학생はパッチムありなので이었어요)
- 기다렸어요(리と었が縮まります)
- 어제는 휴일이 아니었어요.
-았/었어요が出てくる短い読みものがあります。
参考に した 資料
- 級の所属: TOPIK Iの読みものの文法の範囲(1級19項目・2級20項目)。-았/었어요は1級。
- 子音語幹の過去形の説明: 東京外国語大学 言語モジュール 朝鮮語 文法モジュール(2026-09-20閲覧)
- 母音語幹の過去形の説明: 東京外国語大学 言語モジュール 朝鮮語 文法モジュール(2026-09-20閲覧)
- 指定詞이다・아니다の過去形の説明: 東京外国語大学 言語モジュール 朝鮮語 文法モジュール(2026-09-20閲覧)
- 文法項目の名前と分類: 国立国語院編『標準韓国語文法辞典』(アルク、2012)
- 過去形の縮約の決まり: 国立国語院「한글 맞춤법」제34항・제36항。제34항の解説は、ㅏ・ㅓで終わる語幹では縮まない形を認めないとしています。제36항は「‘ㅣ’ 뒤에 ‘-어’가 와서 ‘ㅕ’로 줄 적에는 준 대로 적는다」で、縮まない形も認めます(2026-10-19閲覧)
- 母音語幹の縮約、指定詞の否定の過去形、합니다体の過去形: K Village編『すぐに使える韓国語 楽しく学ぼう!』Lesson 9 文法㉒(2026-10-02参照)