用言と 体言
2026年9月20日
用言は形が変わる(活用する)語、体言は形が変わらない語です。教科書の説明で品詞をまとめて指すときによく出てきます。
用言に 入る もの
このサイトが使う教科書は、活用する語を動詞・形容詞・存在詞・指定詞の4つに分けます。存在詞は「있다」「없다」、指定詞は「이다」「아니다」だけを指す小さなグループです。
体言に 入る もの
体言は名詞(학교・친구)、代名詞(저・이것)、数詞(하나・둘)です。形が変わらず、後ろに이/가や은/는のような助詞が付きます。用言と違い、体言そのものが語尾を取ることはありません。
韓国の 学校文法との 違い
韓国の学校文法は1963年の学校文法統一案で、品詞を9つに定めました。名詞・代名詞・数詞・助詞・動詞・形容詞・冠形詞・副詞・感嘆詞です(韓国語で명사・대명사・수사・조사・동사・형용사・관형사・부사・감탄사)。指定詞・存在詞という独立した品詞は採用されていません。「이다」は助詞の一種(서술격 조사)として扱われます。「있다」「없다」を独立した品詞(존재사)として立てるかどうかは制定前に議論されましたが、採用されませんでした。
韓国の教科書は「이다」を助詞として説明し、日本の教科書は指定詞という用言として説明します。同じ「이다」でも分類が違います。「있다」「없다」をどの品詞に入れるかも、本によって違います。
練習問題
- 「있다」「없다」は、このサイトの分け方では何詞ですか。
- 体言に入る品詞を3つ挙げてください。
- 「이다」を韓国の学校文法ではどう分類しますか。
答え
- 存在詞
- 名詞・代名詞・数詞
- 助詞の一種(서술격 조사)
参考に した 資料
- 東京外国語大学言語モジュール朝鮮語文法モジュール039「用言のまとめ」(2026-09-20閲覧、「動詞,形容詞,存在詞,指定詞は活用する語でした」と確認)
- 한국학중앙연구원『한국민족문화대백과사전』「품사」(2026-09-20閲覧、1963年学校文法統一案で9品詞に定めた経緯、指定詞・存在詞を独立品詞とするかが制定前の論点だったことを確認)