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안(〜ない)

2026年9月20日(更新:2026年10月13日)

안は、動詞や形容詞の前に置いて「〜ない」を表す否定の副詞です。日本語の「〜ない」「〜ません」にあたり、TOPIK Iの1級の範囲です。話し言葉でよく使われます。

使う場面

動詞・形容詞のすぐ前に안を置くだけで否定文になります。이다・아니다・存在の있다には付きません(名詞の否定は아니에요、存在の否定は없어요)。意味を変えず、丁寧さの上げ下げにも関わりません。

  • 오늘은 안 바빠요.(今日は忙しくないです)
  • 저는 커피를 안 마셔요.(私はコーヒーを飲みません)

作り方

用言の前に안を置くだけで、用言自体の形は変わりません。

作り方
品詞元の形付けた形日本語
動詞가다(行く)안 가요行きません
動詞먹다(食べる)안 먹어요食べません
形容詞바쁘다(忙しい)안 바빠요忙しくないです
形容詞비싸다(高い)안 비싸요高くないです
動詞(하다)공부하다(勉強する)공부 안 해요勉強しません

過去のことなら、用言のほうを過去形にします: 안 바빴어요(忙しくなかったです)、안 갔어요(行きませんでした)。안の位置は変わりません。

日本語との違い

日本語の否定は動詞の後ろに付きますが(行き+ません)、韓国語の안は用言の前に置きます。語順が逆になる点をまず覚えます。

注意が要るのは공부하다のような「名詞+하다」の動詞です。안は名詞と하다の間に入ります。공부 안 해요が正しく、안 공부해요とは言いません。日本語の「勉強しない」から直訳すると、안の位置を動詞全体の前に置いてしまいやすいところです。

-지 않다・못との使い分け

-지 않다・못との使い分け
使う場面使う形例
話し言葉・日常会話안+用言안 가요.(行きません)
書き言葉・かしこまった場面用言語幹+-지 않다가지 않아요.(行きません)
能力や状況で「できない」못+用言못 가요.(行けません)

意味を変えずに書き言葉やかしこまった場面にしたいなら-지 않다、そもそも「できない」なら못と覚えておきます。안と-지 않다は意味が同じです。

よくある質問

안と않の品詞

안は副詞で、『아니』を短くした語です。않は動詞않다の語幹で、「ある動作を안 하다」という意味です。用言の前に置く否定は안、語幹の後ろに付ける-지 않다の않は動詞の一部です。

있다の否定

あります・いますの否定は없어요です。안を前に置いた안 있어요は使わず、있다と없다が対になっています。

例文

  • 저는 커피를 안 마셔요.(私はコーヒーを飲みません)
  • 오늘은 안 바빠요.(今日は忙しくないです)
  • 이 옷은 안 비싸요.(この服は高くないです)
  • 친구는 학교에 안 가요.(友達は学校に行きません)
  • 저는 공부 안 해요.(私は勉強しません)

練習問題

  1. 안を正しい位置に入れてください。저는 매일 공부( )해요.
  2. 否定の文にしてください。저는 매일 커피를 마셔요. → 저는 매일 커피를( ).
  3. 正しいほうを選んでください。① 안 공부해요 ② 공부 안 해요
答え
  1. 공부 안 해요
  2. 안 마셔요
  3. ②

안が出てくる短い読みものがあります。

練習問題(例文の穴埋め5問)

参考にした資料

  1. 있다/없다(ある・いる/ない・いない)「ある・いる」と「持っている」の両方を表す있다/없다と、이에요との使い分けが分かります。
  2. -아/어요(打ち解けた丁寧形)打ち解けた丁寧形-아/어요の作り方と、-ㅂ니다/습니다との使い分けが分かります。
  3. -고(〜して)動作や状態を順番に続ける-고と、-아/어서との使い分けが分かります。
  4. -지만(〜けれど)前の文と反対のことを続ける-지만と、-는데との使い分けが分かります。