하고(〜と)
2026年9月20日
- 文法
- TOPIK I 1級
하고は名詞と名詞をつなぐ助詞で、日本語の「〜と」にあたります。TOPIK Iの1級の範囲で、会話文によく出ます。
使う 場面
2つ以上の名詞を並べるとき、または「誰かと一緒に」という相手を示すときに使います。
- 친구하고 밥을 먹어요.(友達とご飯を食べます)
- 저는 커피하고 빵을 좋아해요.(私はコーヒーとパンが好きです)
- 언니하고 같이 가요.(お姉さんと一緒に行きます)
3つ以上の名詞を並べるときも、하고をそれぞれの名詞の後ろに繰り返して付けます。친구하고 커피하고 빵(友達とコーヒーとパン)のような形です。
作り方
名詞の最後にパッチムがあってもなくても、形は変わりません。
| 元の形 | 하고 | 日本語 |
|---|---|---|
| 친구(友達) | 친구하고 | 友達と |
| 학교(学校) | 학교하고 | 学校と |
| 책(本) | 책하고 | 本と |
| 동생(弟・妹) | 동생하고 | 弟・妹と |
過去形や否定形は하고の後ろに続く動詞・形容詞につきます。하고 自体の形は変わりません。相手を示す用法では같이(一緒に)を一緒に使うことが多く、친구하고 같이(友達と一緒に)の形でよく出ます。話し言葉ではさらにくだけた랑/이랑もありますが、ここでは形の説明を省きます。
日本語との 違い
名詞を並べる「〜と」、相手を示す「〜と」のどちらも하고にそのまま置き換えられます。
日本語と異なるのは引用です。日本語の「〜と言う」の「と」は하고では表せず、韓国語では라고/이라고という別の形を使います。「〜と」をすべて하고にしてしまうと、친구가 '내일 가요'하고 말해요のような間違った文になります。正しくは친구가 '내일 가요'라고 말해요(友達が「明日行きます」と言います)です。
와/과との 使い分け
와/과も「〜と」にあたりますが、하고より書き言葉寄りで、かしこまった文でよく使います。
| 場面 | 使う形 | 例 |
|---|---|---|
| 話し言葉・日常会話 | 하고 | 친구하고 밥을 먹어요.(友達とご飯を食べます) |
| 書き言葉・かしこまった文 | 와/과 | 친구와 밥을 먹었습니다.(友達とご飯を食べました) |
会話なら하고、文章なら와/과と考えると選びやすいです。友達同士のメッセージのような軽い書き言葉では、하고を使っても不自然にはなりません。
例文
- 친구하고 같이 밥을 먹어요.(友達と一緒にご飯を食べます)
- 저는 커피하고 빵을 좋아해요.(私はコーヒーとパンが好きです)
- 언니하고 영화를 봤어요.(お姉さんと映画を見ました)
- 학교하고 집이 가까워요.(学校と家が近いです)
- 동생하고 같이 학교에 가요.(弟・妹と一緒に学校に行きます)
練習問題
- ( )に하고を入れてください。저는 커피( ) 빵을 좋아해요.
- 하고を入れて文を完成させてください。친구____ 같이 학교에 가요.
- 「私はパンと牛乳を買いました」を韓国語にしてください。
答え
- 하고
- 친구하고
- 저는 빵하고 우유를 샀어요.
하고が出てくる短い読みものがあります。
参考に した 資料
- 級の所属: TOPIK Iの読みものの文法の範囲(1級19項目・2級20項目)。하고は1級。
- 意味・用法と似た文法: 国立国語院 한국어교수학습샘터「문법·표현 내용 검색」(2026-09-20閲覧)
- 文法項目の名前と分類: 国立国語院編『標準韓国語文法辞典』(アルク、2012)