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(으)로(〜へ・〜で)

2026年9月20日

(으)로は、移動の方向や、動作に使う手段・道具を示す助詞です。日本語の「〜へ」「〜で」にあたり、TOPIK Iの2級の範囲です。

使う場面

(으)로には主に2つの使い方があります。1つは移動の方向を示す使い方、もう1つは手段・道具を示す使い方です。

  • 이쪽으로 오세요.(こちらへ来てください)
  • 버스로 가요.(バスで行きます)
  • 볼펜으로 써요.(ボールペンで書きます)

作り方

母音で終わる名詞とㄹパッチムの名詞には로、それ以外の子音で終わる名詞には으로を付けます。

作り方
元の形로/으로の形日本語
학교(学校)학교로学校へ
집(家)집으로家へ
지하철(地下鉄)지하철로地下鉄で
서울(ソウル)서울로ソウルへ

지하철や서울はㄹパッチムなので、ほかの子音終わりの名詞と同じ扱いで誤った形⁠지하철으로・誤った形⁠서울으로としてしまう間違いが多いです。正しくは지하철로・서울로です。

日本語との違い

(으)로の方向の意味は日本語の「〜へ」に近く、手段の意味は「〜で」に近いです。1つの助詞が日本語では2つの助詞に分かれるので、訳すときに形を選ぶ必要があります。日本語話者が迷いやすいのは、行き先を表す에との使い分けです。에は到着点そのものを示すのに対し、(으)로は向かう方向を示します。ピンポイントの行き先なら에でも(으)로でも言えますが、「そちらへ」のような方向だけを示すときは(으)로しか使えません。

에との使い分け

에との使い分け
後ろの文が/使う場面使う形例
到着点・行き先そのもの에회사에 가요.(会社に行きます)
向かう方向・手段(으)로이쪽으로 가요.(こちらへ行きます)

場所そのものを言うなら에、方向や手段を言うなら(으)로と考えると迷いません。

例文

  • 버스로 학교에 가요.(バスで学校に行きます)
  • 지하철로 회사에 가요.(地下鉄で会社に行きます)
  • 이쪽으로 오세요.(こちらへ来てください)
  • 서울로 가요.(ソウルへ行きます)
  • 볼펜으로 이름을 써요.(ボールペンで名前を書きます)

練習問題

  1. ( )に로か으로を入れてください。지하철( ) 가요.
  2. 「ボールペンで書きます」を韓国語にしてください。
  3. 서울は로と으로のどちらを使いますか、理由も答えてください。
答え
  1. 로(ㄹパッチムなので)
  2. 볼펜으로 써요.
  3. 로(서울はㄹパッチムで終わるため)

(으)로が出てくる短い読みものがあります。

練習問題(例文の穴埋め5問)

参考にした資料

  1. 와/과(〜と)名詞をつなぐ와/과の母音・子音による使い分けと、話し言葉の하고との違いが分かります。
  2. 부터(〜から)時間や順序の始まりを表す부터と、場所の起点の에서との使い分けが分かります。
  3. -고 싶다(〜したい)「〜したい」の-고 싶다の作り方と、否定や「欲しい」の言い方が分かります。
  4. 요/이요(短い受け答えを丁寧にする)単語や短い言葉の後ろに요・이요を付けて、受け答えをやや丁寧にできるようになります。