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「私」の言い方(저・나・우리)

2026年10月31日

韓国語の「私」は、丁寧に話すときの저と、くだけて話すときの나の2つです。日本語の「私・僕・俺」は話し手が男性か女性かでも変わりますが、저と나は相手との関係で選びます。가が付いたときの제・내、複数の저희・우리、「うちの」に当たる우리の使い方も分かります。

저と나

저は、目上の人やあまり親しくない人に話すときの「私」です。自分を低くして言う形で、해요体と합니다体の文では普通저を使います。나は、友達や年下に話すときの「私」で、반말の文で使います。

저と나
相手「私」例
先生、初めて会う人、店の人저저는 학생이에요.(私は学生です)
友達、年下나나는 학생이야.(私、学生だよ)

男性も女性も、同じ저と나を使います。日本語のように「僕」「俺」を選ぶことはありません。

가が付くと제・내になる

저と나に助詞の가が付くと、誤った形⁠저가・誤った形⁠나가ではなく제가・내가になります。은/는・을/를・도が付くときは、저・나の形のままです。

저
가
제가
는
저는
를
저를
도
저도
나
가
내가
는
나는
를
나를
도
나도
  • 제가 할게요.(私がやります)
  • 내가 할게.(私がやるよ)

「私の」も제・내で言います。저의が縮まった形が제、나의が縮まった形が내で、会話では普通縮めた形を使います。

  • 제 이름은 유키예요.(私の名前はユキです)
  • 이건 내 가방이야.(これは私のかばんだよ)

저희と우리

「私たち」は우리です。目上の人に自分たちの側のことを話すときは、우리を低くして言う저희を使います。

  • 저희는 일본에서 왔어요.(私たちは日本から来ました)
  • 우리 같이 가자.(一緒に行こう)

저희は話し手の側だけを指すので、話している相手は入りません。우리は相手を含めて「私たち」と言うときにも使えます。

우리 엄마は「うちの母」

우리は、家族や自分の学校、住んでいる町の前に付けて、「うちの」の意味でも使います。兄弟のいない人が自分の母を言うときも우리 엄마で、「私たちの」という意味はありません。

  • 우리 엄마는 요리를 잘해요.(うちの母は料理が上手です)
  • 우리 학교는 역에서 가까워요.(うちの学校は駅から近いです)

내 엄마とは、普通言いません。目上の人に話すときは、우리の代わりに저희を使って、저희 어머니(私の母)のように言います。

우리나라(わが国、韓国)と우리말(韓国語)は、それぞれ1語で、分かち書きをしません。우리나라は韓国人が韓国を言う語で、日本人が日本のことを言うときは우리 나라と分けて書きます。目上の人に話すときも、저희 나라とは普通言いません。

練習問題

  1. 先生に「私がやります」と言うとき、( )に入る形は何ですか。( ) 할게요.
  2. 友達に「私の本だよ」と言うとき、( )に入る形は何ですか。이건( ) 책이야.
  3. 「うちの母」を韓国語で言うと何ですか。
答え
  1. 제가
  2. 내
  3. 우리 엄마(目上の人に話すときは저희 어머니)

参考にした資料

読みものの練習は読みもの一覧にあります。

  1. 口語の縮約(준말)이건・뭘・난のような縮まった形から、元の代名詞と助詞の組み合わせが分かります。
  2. 基本形と한다体(가다・간다)가다・먹다の形を会話でそのまま使わない理由と、書き言葉の한다体の作り方が分かります。
  3. 韓国語の漢字の読み方(한자음)漢字の読みがほぼ音読み1つに決まっていることと、新聞から漢字が減った流れが分かります。
  4. 活用の書き方(語幹式と語基式)NHKの講座の第Ⅰ・第Ⅱ・第Ⅲ語基を、このサイトの書き方に読み替えられます。