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口語の縮約(준말)

2026年10月9日

話し言葉の韓国語では、代名詞と助詞の組み合わせや、よく使う接続の単語が短く縮まります。이것은が이건、무엇을が뭘になるような形で、どれも縮まったとおりにつづります。初級で出会う縮約を元の形と並べて覚えると、聞いたときにどの形が縮まったのか分かります。

것が거になる

것(もの、こと)は、話し言葉では거になります。이것(これ)・그것(それ)・저것(あれ)は이거・그거・저거です。この거に助詞が付くと、さらに縮まります。

것が거になる
元の形縮約形日本語
저것저거あれ
그것은그건それは
그것이그게それが
그것을그걸それを
저것으로저걸로あれで

은は거のあとでㄴだけになって건、을はㄹだけになって걸です。이は거と1つになって게です。이건・이게・이걸も同じ作り方です。

代名詞のほかに、먹는 거(食べること、食べるもの)のように動詞の後ろに来る것も거になります。-(으)ㄹ 거예요の거も、것の話し言葉の形です。

는・를が1文字に縮まる

母音で終わる代名詞に는や를が付くと、는はㄴ、를はㄹだけになって前の文字のパッチムに入ります。

는・를が1文字に縮まる
元の形縮約形日本語
저는전私は
나는난私は(くだけた)
나를날僕を、私を(くだけた)
너를널君を
무엇을뭘何を

우리를(私たちを)も우릴になります。전・난の「私」の使い分けは、저・나と同じです。助詞の形そのものの選び方は助詞の形の切り替えにあります。

そのほかの縮約

そのほかの縮約
元の形縮約形日本語
여기에서여기서ここで
친구입니다친굽니다友達です

接続の単語の그러면(それなら)は、話し言葉では그럼になります。에서は、여기・거기・저기・어디のあとで서に縮まります。使い方は에서の記事にあります。

母音で終わる名詞に입니다が付くと、話し言葉では이が落ちて、ㅂが前の文字のパッチムに入ります。이에요/예요の예요も、母音のあとで이が落ちた形です。

用言の語尾の縮約

가요・봐요・돼요のような-아/어요の縮約は、語幹の母音と語尾の母音が1つになる規則で、話し言葉かどうかに関係なく起きます。가다は必ず가요で(誤った形⁠가아요は誤り)、보다は보아요と봐요のどちらも使えます。作り方は3つの文体の作り方にあります。

この記事の表の縮約形は、会話やメッセージでよく使い、かしこまった文章では元の形もよく使います。友達どうしの会話では、저두(私も)・그리구(そして)のように도・고のㅗをㅜで言う形も聞こえますが、これは標準の形ではなく、甘えた口調に聞こえることがあります。

日本語との違い

日本語でも「これは」が「こりゃ」、「ている」が「てる」になりますが、くだけた言い方として文字にしないことも多いです。韓国語の이건・뭘・난は、縮まった形のままつづるのが正しい書き方です。

練習問題

  1. 그것을の縮約形は何ですか。
  2. 저는の縮約形は何ですか。
  3. 무엇을 먹어요?を縮約形で言いかえてください。
答え
  1. 그걸
  2. 전
  3. 뭘 먹어요?

聞き取りで縮約形を元の形に戻す練習は話し言葉の縮約にあります。縮約形が出てくる文は読みもの一覧にあります。

参考にした資料

  1. 3つの文体の作り方基本形から해요体・합니다体・반말を作る手順が、練習問題で身につきます。
  2. 不規則活用(変則)語幹が変わる6つのパターンと、TOPIK Iで特によく出るものが分かります。
  3. 助詞・語尾・表現・否定助詞・語尾・表現・否定の違いと、-(으)ㄹのような書き方の読み方が分かります。
  4. 発音の変化(음운 변동)連音化・濃音化・鼻音化・激音化の規則が分かり、聞き取りで書き方と音を結べます。