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-(으)십시오(〜してください、합니다体の命令形)

2026年10月9日

-(으)십시오は、합니다体で「〜してください」「お〜ください」と言う命令形です。用言の語幹に付けます。勧誘形の-(으)십시다もありますが、実際によく使うのは-(으)ㅂ시다です。

使う場面

窓口の案内、店の貼り紙、放送のように、かしこまった場面で使います。

  • 여기에 이름을 쓰십시오.(ここにお名前をお書きください)
  • 이쪽으로 오십시오.(こちらへお越しください)

友達や家族との日常の会話では、ほとんど使いません。会話では-(으)세요のような해요体を使います。

作り方

語幹が子音で終わるときは-으십시오、母音で終わるときは-십시오を付けます。ㄹ語幹は、ㄹを落としてから-십시오を付けます。

作り方
語幹元の形付けた形日本語
子音語幹앉다(座る)앉으십시오お座りください
母音語幹가다(行く)가십시오お行きください
ㄹ語幹열다(開ける)여십시오お開けください
하다用言주의하다(注意する)주의하십시오ご注意ください

-십시오は、尊敬の-시-が入った하십니다(なさいます)の-십니다を-십시오に置き換えた形です(TUFS 043)。そのため、尊敬の意味がもとから入っています。

否定の「〜しないでください」は、-지 마십시오を使います。마십시오の마は、말다(やめる)のㄹが落ちた形です(TUFS 043)。ㄹ語幹の열다も、-지の前ではㄹが残ります。

  • 여기에서 문을 열지 마십시오.(ここでドアを開けないでください)

勧誘形との組み合わせ

합니다体の勧誘形は-(으)십시다です。命令形と同じく、ㄹ語幹はㄹを落として付けます。ただし、-(으)십시다はあまり使われず、実際には一段格下とされる-(으)ㅂ시다のほうがよく使われます。-(으)ㅂ시다は-(으)ㅂ시다(〜ましょう)で扱っています。

勧誘形との組み合わせ
働き합니다体実際によく使う形
命令(〜してください)-(으)십시오-(으)십시오
勧誘(〜しましょう)-(으)십시다-(으)ㅂ시다

日本語との違い

해요体は、平叙・疑問・命令・勧誘の形がすべて同じです。합니다体は、それぞれ別の形になります。-ㅂ니다/습니다で習った平叙形と疑問形に、命令形と勧誘形が加わります。

日本語との違い
働き해요体합니다体
平叙가요갑니다
疑問가요?갑니까?
命令가요가십시오
勧誘가요갑시다

日本語と同じで、韓国語も目上の人には直接的な命令や勧誘を避ける傾向があります。そのため、命令形と勧誘形は日常会話ではまれで、案内やアナウンス、書き言葉に限られます。「お〜ください」と訳せる場面で使う形だと覚えておけば十分です。人に何かをしてもらうお願いは、-아/어 주세요のほうが日常会話に合います。

例文

  • 이 서류를 읽으십시오.(この書類をお読みください)
  • 내일 아홉 시까지 오십시오.(明日の9時までにお越しください)
  • 문을 여십시오.(ドアをお開けください)
  • 여기에서 사진을 찍지 마십시오.(ここで写真を撮らないでください)
  • 이 길로 쭉 가십시오.(この道をまっすぐお進みください)

練習問題

  1. ( )に-(으)십시오の形を入れてください。여기에( ).(앉다)
  2. ㄹ語幹に気を付けて入れてください。창문을( ).(열다)
  3. 「ここで電話をしないでください」を韓国語にしてください。
答え
  1. 앉으십시오
  2. 여십시오
  3. 여기에서 전화하지 마십시오.

-(으)십시오が出てくる文は読みもの一覧にあります。

練習問題(例文の穴埋め5問)

参考にした資料

  1. -게 되다(〜することになる、〜くなる)成り行きでそうなったことを「〜することになりました」「〜ようになりました」と言えるようになります。
  2. -는/-(으)ㄴ/-(으)ㄹ 것 같다(〜みたいだ、〜ようだ)見たり聞いたりして「〜みたいです」「〜したみたいです」と推し量って言えるようになります。
  3. -(으)ㅂ시다(〜ましょう)「〜ましょう」と誘う-(으)ㅂ시다の作り方と、-(으)ㄹ까요?との使い分けが分かります。
  4. -네요(〜ですね・〜ますね)その場で気付いたことを言う-네요の作り方と、日本語の「ね」との違いが分かります。