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-겠-(〜します、意志と推量)

2026年10月9日

-겠-は用言の語幹に付けて、これからすることについての話し手の意志を表す語尾です。日本語の「〜します」「〜いたします」にあたり、합니다体の-겠습니다の形でよく使います。同じ-겠-で「〜でしょう」「〜そうですね」という推量も表せます。初級の教科書で習う表現です。

使う場面

自分がこれからすることを、決意や約束として相手に伝えるときに使います。かしこまった場面や目上の人の前では-겠습니다がよく合います。

  • 내일까지 숙제를 끝내겠습니다.(明日までに宿題を終わらせます)
  • 다음에는 꼭 일찍 오겠습니다.(次は必ず早く来ます)

意志を表すときは、꼭(必ず)がよく一緒に使われます。

あいさつの決まった言い方にも-겠-が入っています。食事の前の잘 먹겠습니다(いただきます)は、もとは「よく食べます」という意志を伝える言い方です。食べ終わったら過去形にして잘 먹었습니다(ごちそうさまでした)と言います。

使う場面
言い方日本語
처음 뵙겠습니다はじめまして
잘 먹겠습니다いただきます
알겠습니다分かりました、かしこまりました

作り方

語幹に-겠-を付け、その後ろに語尾を続けます。語幹の最後にパッチムがあってもなくても形は同じです。

品詞
動詞(母音語幹)
元の形
가다(行く)
합니다体
가겠습니다
해요体
가겠어요
日本語
行きます
品詞
動詞(子音語幹)
元の形
읽다(読む)
합니다体
읽겠습니다
해요体
읽겠어요
日本語
読みます
品詞
하다用言
元の形
시작하다(始める)
합니다体
시작하겠습니다
해요体
시작하겠어요
日本語
始めます
品詞
ㄹ語幹
元の形
만들다(作る)
합니다体
만들겠습니다
해요体
만들겠어요
日本語
作ります
品詞
ㄷ変則
元の形
듣다(聞く)
합니다体
듣겠습니다
해요体
듣겠어요
日本語
聞きます

-겠-は子音で始まるので、듣다や돕다(手伝う)のような変則の用言も語幹は変わりません(돕겠습니다)。

疑問文にすると、相手の意志を尋ねる言い方になります。尊敬の-(으)세요と一緒に使うときは、-시-が-겠-の前に入って뭘 드시겠어요?(何を召し上がりますか)のようになります。

日本語との違い

日本語の「行きます」は、決まった予定にも、その場で決めた意志にも使えます。韓国語では、すでに決まった予定や事実は갑니다・가요で言い、「これからそうします」という意志を相手に伝えるときに가겠습니다を使います。

予定や「〜するつもり」を言う-(으)ㄹ 거예요とも意味が重なりますが、-겠습니다はかしこまった響きがあり、ふだんの会話では-(으)ㄹ 거예요のほうが多く使われます。해요体の会話では、相手に約束する「〜しますね」を-(으)ㄹ게요で言うこともでき、조심하겠습니다(気をつけます)の代わりに조심할게요とも言えます。

알겠습니다は、압니다(知っています)と言い切らずに、ひかえめに「分かりました」と伝える言い方です。目上の人から何かを頼まれたときの返事によく使います。同じ働きで、모르겠어요(分かりません)もよく使います。

「〜しなければ」と自分に言い聞かせる-아/어야겠어요は、-겠-が付いた形です。-아/어야 하다・되다(〜しなければならない)で扱っています。

推量の-겠-

主語が自分以外の人や物のとき、-겠-は「〜でしょう」「〜そうですね」という推量になります。会話では-겠어요や、感じたことを言う-겠네요の形でよく使います。

推量の-겠-
時形例
今・これから-겠어요・-겠네요그 영화는 재미있겠어요.(その映画は面白そうです)
過去-았/었겠어요・-았/었겠네요어제 많이 피곤했겠네요.(昨日はとても疲れたでしょうね)

過去のことを推量するときは、過去形の語幹(피곤했-)に-겠-を付けます。

例文

  • 지금부터 회의를 시작하겠습니다.(今から会議を始めます)
  • 다시는 늦지 않겠습니다.(二度と遅れません)
  • 주말에 집 청소를 하겠어요.(週末に家の掃除をします)
  • 비가 많이 와서 길이 막히겠어요.(雨がたくさん降って道が混むでしょう)
  • 혼자 이사해서 힘들었겠네요.(1人で引っ越して大変だったでしょうね)

練習問題

  1. ( )に합니다体の形を入れてください。이 일은 제가( ).(하다)
  2. 推量の形にしてください。맛있다 →( )요.
  3. 韓国語にしてください。「明日から毎日運動します」(-겠습니다を使って)
答え
  1. 하겠습니다
  2. 맛있겠어
  3. 내일부터 매일 운동하겠습니다.

-겠-が出てくる文は読みもの一覧にあります。

練習問題(例文の穴埋め5問)

参考にした資料

  1. -(으)면 안 되다(〜してはいけない)禁止を表す-(으)면 안 되다の作り方と、-아/어도 되다との使い分けが分かります。
  2. -기 싫다(〜したくない)「〜するのが嫌だ」から「〜したくない」を言う-기 싫다の作り方と使い方が分かります。
  3. (으)로(〜へ・〜で)方向と手段を表す(으)로の作り方と、에との使い分けが分かります。
  4. 부터(〜から)時間や順序の始まりを表す부터と、場所の起点の에서との使い分けが分かります。