分かち 書き (띄어쓰기)
2026年9月27日
- 文字と発音
- つづり
韓国語の分かち書き(띄어쓰기)は、助詞は前の語につけて書き、名詞のように働く語は離して書くという原則で決まります。한글 맞춤법(ハングル正書法)に定めがあり、助詞・依存名詞・補助用言で離すか続けるかの決まりが変わります。
分かち 書きとは
分かち書き(띄어쓰기)は、文の中で語と語の間にスペースを入れて書く韓国語の書き方です。한글 맞춤법が、単語ごとに離して書くか、前の語につけて書くかを場面ごとに定めています。
3つの 場面
助詞・依存名詞・補助用言の3つで、書き方の決まりが変わります。
| 種類 | 例 | 書き方 |
|---|---|---|
| 助詞 | 학교에서(学校で) | 前の語につける |
| 依存名詞 | 아는 것(知っていること) | 前の語から離す |
| 補助用言 | 먹어 보다(食べてみる) | 原則は離す、認められれば続けてもよい |
助詞は単独では使われず、主に前の体言につけて書きます。이/가・은/는・을/를のような助詞も、この規則に従います(제41항)。
것・수のように、単独では使われず前に修飾語が必要な名詞を依存名詞(의존 명사)と言います。形は名詞ですが、前の語から離して書きます(제42항)。아는 것(知っていること)、할 수 있다(できる)が標準的な例です。
補助用言だけ 2つの 正しい 書き方が ある
-아/어 보다のような補助用言は、前の本用言から離して書くのが原則です(제47항)。ただし同じ제47항は、決まった場合にかぎり続けて書くことも認めています。原則どおりなら食べてみるは먹어 보다と離して書き、認められた書き方に従うなら먹어보다と続けて書くこともできます。分かち書きの規則の中では珍しく、1つの文に2つの正しい書き方がある場面です。
日本語との 違い
日本語の文章には、単語と単語の間にスペースを入れる書き方そのものがありません。仮名と漢字の切り替わりから語の切れ目を判断していて、「単語の境界を書いて示す」という発想を最初から持っていません。韓国語の分かち書きを覚えるときは、この発想を新しく作るところから始まります。
練習問題
正しいものを選んでください。
- 「학교에서 공부해요」の助詞「에서」は、前の語につけて書きますか、離して書きますか。
- 「아는 것」の것のように、前に修飾語が必要な名詞を何と呼びますか。
- 「먹어 보다」を分かち書きの原則どおりに書くと、どちらになりますか。(먹어 보다/먹어보다)
答え
- 前の語につけて書きます(제41항)
- 依存名詞(의존 명사)
- 먹어 보다(原則どおり。認められれば먹어보다も書けます)
読みものの練習は読みもの一覧にあります。
参考に した 資料
- 한글 맞춤법 제5장・제6장(TUFSミラー)「조사는 그 앞말에 붙여 쓴다」(助詞は前の語につけて書く、제41항)を確認(2026-09-27閲覧)
- 同資料「의존 명사는 띄어 쓴다」(依存名詞は離して書く、제42항)、아는 것・할 수 있다の例を確認(2026-09-27閲覧)
- 同資料の보조 용언の項で、原則は離すが定めた場合には続けて書くことも認めると確認(제47항、2026-09-27閲覧)